【事前に考えておこう!】技術面接での質疑応答はどんな質問が飛んでくる?
理系学生の就活では、
避けては通れない
「技術面接」
以前の記事で、
技術面接でのプレゼンにおける
ポイントをお伝えしました。
技術面接には、
自分がプレゼンするだけでなく、
「質疑応答」の時間があります。
これがなかなか曲者です。
研究の質疑応答なんて、
学内報告会や学会でやってるから、
いつも通りの雰囲気でしょ!
そうは思っていませんか?
これが大きな落とし穴です!
技術面接の質疑応答では、
普段の研究発表とは、
かなり違う雰囲気の質問もされます。
それに戸惑ってしまい、
上手く答えられない人も多いです!
このままだと
絶対に受かりません!
これから伝えることを
事前に考えておけば、
「しっかり考えているね」と
面接官から高評価を貰えます!
その、考えておくべきこととは
「あなたの研究がこれから先、
どんなことに役立つか」
ということです。
「え?それは緒言に書いてあるよ」
と思うかもしれません。
しかし、企業との技術面接の場では
これまでのままではいけません。
もっと先まで考えておくべきです。
というのも、企業での研究では、
「その研究が将来どんなことに使えるか」
「あなたがどんな未来を見据えて
研究をしているか」
ということが重要視されます。
例えば、あなたが
「より安価に〇〇をつくるための、
△△の合成手法の確立」
という研究をしていた場合、
「この研究から、
〇〇がより安価に作れるようになります」
だけでは足りません!
「この研究から、
〇〇がより安価に作れるようになれば、
多くの人の手に行き渡ります。その結果、
✕✕という未来が実現できると思います!」
このくらい
もっと先の未来まで見据えて
回答する必要があります。
基礎研究をしている方も同じです!
その理論がもし完成したら
どんな良いことがあるか、
夢想と思われるレベルでも大丈夫です。
まず、今すぐに
紙とペンを用意し、
「あなたの研究から
生まれる可能性のあるプロダクト」
「そのプロダクトなどによって
実現される未来」
について思いつく限り書いてみましょう。
夢物語でも大丈夫です!
あなたがどんな夢を見て、
その研究をしているか、
語れるようにしましょう!