【どうしたらいいの?】自己PRで語れる実績がなにもない!
「留学経験も、ボランティアも、
サークルも、バイトリーダー経験もない」
「大学時代に語れる実績が
ひとつもない……」
そんなことを心配していませんか?
「語れるエピソードがないから
自己PRできることがない」
「サイトに載ってる通過ESを見ると
すごいエピソードばっかりだし……」
そう思ってしまうのも分かります。
しかし、
スゴい実績がなくても、新卒就活では
全く問題ありません!
スゴい実績に囚われて
嘘をついたり過剰に盛ったりして
面接をすると、必ずバレます!
それでは通るものも通りません!
冷静に考えてみましょう。
東証一部上場企業は約2000社あります。
その2000社の新入社員の全員が
スゴい実績を持っていると思いますか?
そんなわけはありません。
今日お伝えしたいことは、
新卒採用では「実績」ではなく
「将来性(ポテンシャル)」を
見ているということです。
つまり、
「新卒採用は実績のスゴさで
決まるわけではない」
ということです。
では何で決まるのかというと、
先に書いたように「将来性」です。
例えば、TOEIC 860点の学生がいたとします。
これは間違いなくスゴい実績ですよね。
ですが、その人が企業に対して
こんな自己PRをしたとします。
「私は TOEIC 860点を持っています。
この『英語力』を活かして、
御社に貢献します」
どう思いますか?
この自己PRでは企業の方に
あまり響きません。
ではどうしたら良いのか。
もうひとつ例を挙げます。
「TOEIC 860点を目標にしていましたが、
途中から伸び悩み、諦めそうになりました。
ですが、地道に継続した結果、
TOEIC 860点という目標を達成出来ました。
この経験から得た、
『諦めず、地道に継続する力』
で御社に貢献します」
このような自己PRをした方が
絶対に面接官に響きます!
何が違うか分かりますか?
前者は、TOEICの点数という
「英語力」をアピール
しているのに対して、
後者は、TOEICから得た
「諦めず、地道に継続する力」
をアピールしています。
どちらの方が「将来性」が
あると思いますか?
後者の方が、英語に限らず何をやらせても
頑張ってくれそうに見えますよね。
例に挙げたTOEIC 860点はスゴい実績ですが、
「諦めず、地道に継続する力」は
TOEICの話でなくてもアピールできます。
普通の研究の話や、
普通のバイトの話でも十分です。
エピソード自体は
しょぼくても問題ありません。
大切なのは、
「あなたの性格が見えるエピソードで
どんな力をアピールするか」
というところです。
具体的にどうするか。
ステップ①
紙とペンを用意する
ステップ②
あなたの性格から
強みになりそうなことを考える
ステップ③
それが表れるエピソードを
実績のスゴさは気にせずに書き出してみる
今すぐに、
紙とペンを用意して
自己PRをつくってみましょう!
「平凡なエピソードで問題ない」
ということを忘れないでくださいね。